サックス スムーズなフィンガリングの為に

 久々にサックス基礎編シリーズ、

フィンガリングスムーズな動作の為に意識する事

お伝えしようと思います。


習い始めて、最初の頃は難なく動かせていた指も

だんだん高度なテクニックが必要になってきますね。

指、腕そして上半身に力が入っていると

高度な技術の壁を乗り越える事は難しくなってくるかもしれません。


では、どんな事を意識したら良いのか

詳しく説明いたしますね。


1.まずは少し前屈で

両腕をブラブラさせます。


 2.力を抜いたまま楽器を持ち、構えます。

 


 演奏中に、誰かが腕を持っても揺れるくらい、軟体動物のように

力が抜けている状態が良いと思います。


3.丹田のツボを意識し、水中で息を止めるように

お腹周りにタンクを作って、、

そこの中心以外は力が抜けている状態から準備して

吹いてみましょう!



4.白い貝(指貝と言います)の場所から指を付けたまま

動かすようにしましょう。パタパタ大きく動かすと時間差が出てしまいますね。


(私も高校生の頃はパッタパタしていましたが、

若かり頃は平気で早く動かせていたようです(笑)年齢を重ねると、、

この調子でいくと指を痛めてしまうのです!泣)


また指は何かを掴む時のように関節は曲げている状態の方が

良いと思います。


5.右小指も小指だけでキーを押すと

指に負担がかかります。


この位置で小指のみで動かすと動きが鈍くなる上に

疲れて、痛めてしまう原因になります。




脇を閉めて、腕を下げて小指はキーからはみ出しても良くて

第1関節くらいで押さえてみると良いかもしれません。

(この位置は楽器によっても、指の長さによっても個人差がありますので、

指のみに負担のかからない位置を探してみるのが良さそうです。

また脇を閉めると、不自然になる骨格の方もいらっしゃいます。)


以上です。


とりあえず、腕の力を抜くだけでも、音色の変化を感じると思います。


お試ししてみてくださいね!


今回は生徒さん、お二人にご協力いただきました。

TさんとNさん、いつもありがとうございます💓 



 






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